真一文字が少しずつほどけて三日月になった歯触りのいいクッキーより優しいきみの笑み粘膜に触れて甘くとけたよ 唇が欲しい一瞬前、春一番でカーテンが翻ってきみがその中に消えたから。この恋は実らないって、同じく翻ったセーラー服の襟が囁いたのが聞こえ…
忘れ去られたその中でわたしはあなたを見捨てないから愛在る生活愛編む死体 呼吸をして泣くことすら上手にできなかったんだ真昼間、布団を干そうとも思えないまま
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